コイン確率はどう使うか
原則:ゲーム数が低いうちは信用しない
まずは確率自体は1/7.5~1/6.4でそこそこの開きがあります
共通コイン確率 設定1 1/7.5 設定2 1/7.3 設定3 1/7.1 設定4 1/6.8 設定5 1/6.6 設定6 1/6.4
では、信頼に当たる値はどの程度か?5000~7000Gくらい回せばかなり信頼度が上がります
ちょっと待って!と思いますよね?でも結論、2000G程度で1が6以上の確率もその逆も十分に起こり得ます!それぐらい「波のある」判別要素なんです・・・
設定1以下の小役確率だけど設定6の札が刺さる、Aタイプのスロットによくある「ベル確率」「レア小役確率」を数えてきた世代にはあるあるの事実ですね(昔は設定が開示されるイベントも多かった)
とは言え、全く使えないわけではありません
他の要素のサブ的位置づけにする
「小役確率」はメインに据えるのではなく、あくまで他の要素の補完的要素で考えることです
例えば、「モード以降は悪い、コイン確率見たら1/7.7だった!これはダメそうだな」とか「どれも低設定な感じではない、コイン確率は1/6.6か、じゃあまだ粘ろう」みたいにしておきましょう
7000Gを超えたあたりまで打ち込むようなことがあれば、その時はある程度収束している確率が高いので、最終的な判断には使えます、使い方としては遅いですが答え合わせの一因にはなります
極端にブレた場合
1000G程度でチェックした際に1/8.0とか1/6.0になっていることはよくあります
大きくぶれた場合は逆側は排除しやすくなりますね、例えば1/8.0でよほどの要素がないなら移動を検討できます
推移を利用する
上記とともに活用すべきはこれ、1000G時点で1/7.4、2000Gで1/7.6になったとしましょう
この場合1000→2000の間は1/7.8で引いたことになります
もし1000Gで1/7.0だったのに2000Gで1/7.6になった場合、1000→2000は1/8.2で引いたことになります
このように「良かったけど悪くなっていった」「悪かったけど上がってきた」ような際に参考になります、最初だけ良い・悪いはよくあることですので冷静にどう引いていったかを参考にします
もちろん、良い→悪いから悪いではなく、最初は良かったというのも事実なので、次の1000Gはまた1/6台で引くこともあります
こういった事実を積み重ねて確率は最後は収束していくので、一因として捉えましょう
確率の収束を考えてどの程度ブレるか?
試行回数に対しての確度
例えば設定1のコイン確率「1/7.5」の場合、1000G時点で
80%の確率で120~147回に収まる→1/8.33~1/6.80
90%の確率で116~151回に収まる→1/8.62~1/6.62
1000G時点で90%という所をとっても分母は2も開いてしまいます、これでもまだ90%範囲です
ここで設定6の「1/6.4」の場合、90%の確率では138~175回に収まる→1/7.24~1/5.71
試行回数を増やすとどうなるか?
90%の確率で2000回に試行回数を増やすと242~292回→1/8.26~1/6.85
90%の確率で5000回に試行回数を増やすと627~706回→1/7.97~1/7.08
5000回で上下とも「1/7プラマイ0.5」付近となり、ようやく近づいてきました
この時点で1/6.5とかをキープしていると設定1という感じは無くなってきましたね!
でも5000Gも経過して「あ~1/7.8か、設定1っぽいな、ヤメようか」って遅すぎますよね!w
要するにマジハロ8のコインのような差の開きが少ない小役確率はブレが大きく、あくまでも1日打ち尽くした後に設定がどうだったかの要素でしかないという事で、序盤の設定判別には使いづらいですね・・・
上振れ・下振れを利用した設定判別
上記をふまえて「設定判別につかえないのか?」というと、使える場面があります
それは「多すぎるor少なすぎる」ですね
では1000Gでの設定1と6の90%範囲値ギリギリ外の場合を見てみましょう
152回(1/6.58)以上 | 176回(1/5.68)以上 | |
---|---|---|
設定1 | 4.74% | 0.01% |
設定2 | 9.23% | 0.03% |
設定3 | 16.62% | 0.11% |
設定4 | 34.26% | 0.64% |
設定5 | 49.64% | 1.87% |
設定6 | 65.74% | 4.85% |
115回(1/8.7)以下 | 137回(1/7.3)以下 | |
---|---|---|
設定1 | 4.64% | 65.44% |
設定2 | 2.22% | 52.33% |
設定3 | 0.93% | 38.43% |
設定4 | 0.19% | 19.75% |
設定5 | 0.05% | 10.71% |
設定6 | 0.01% | 4.94% |
以上・以下となっていますが、表の回数ギリギリでこの程度なので、115回以下の所で110回とかの結果だともっと確率は下がります!
つまり1000G時点でやたらコイン確率が上振れ・下振れていた場合、設定1~2や5~6の確率を大幅に上げたり下げたりという可能性はあります、仮に1000Gでコインが1/5.68以上ということならば設定3以下はかなり出現率が低いですね
現実的には「1000G程度で小役を確認したらコインは1/8.7だった、これはまず設定3以下だろうな」のような判断の一因になります